未来へのGift Ward

幸せな未来へつながる言葉、 夢を叶える自分を創る言葉、 言霊を人生に活用して豊かになる言葉等を、 詩や物語やエッセイに変えてお届けします。

イメージトレッキング~前編~

 

こんにちは。夢ノ命です。
 
 
イメージトレッキングしてみませんか?
 
そんな企画をしてみました。
 
 
このブログを見ながら、イメージでトレッキングしていく、
 
そんな内容になっています。
 
 
ただ登るだけではなく、所々で自然とつながるワークをしながら、
 
 
山頂ではミニ鑑定付きです。
 
 
 
 
『山登りして、一番良かったこと』
 
 
とは、なんでしょう。
 
 
自然に触れることで優しい気分になれたり、
 
山頂に立った時のあの達成感もそうですが、
 
 
何より一番は『五感が解放されること』ではないでしょうか。
 
 
 
ブログを読むだけなのに、
 
なぜかイメージでトレッキングができて、
 
なぜか五感も開放され、
 
そしてなぜか山頂に到達した達成感を味わうことができる。
 
 
そんな内容にできたら、嬉しいです。
 
 
 
では、さっそく、スタートです ^^
 
 
 
 
今回登る山は、茨木県にある筑波山を選びました。
 
トレッキングルートは、初心者でも登りやすいおたつ石コースです。
 
 
 
ここからは、イメージで登っていきましょう。
 
まだ筑波山に登ったことのない方でも大丈夫です。
 
 
例えば物語の本を読んでいる時、
 
読者は行ったことのない場所や見たことのない登場人物たちを想像しながら、
 
読み進めますよね。
 
 
それと同じです。
 
あなたの想像上の筑波山を登っていく感覚で登っていきましょう!
 
 
 
1、【登山道入り口】
 
 
おたつ石コースの登山道入り口は、
 
広々としたロープウエィ前の駐車場の端にあります。
 
 
見上げれば、なだらかな斜面に、木の階段が続いています。
 
 
まずは、この土地にご挨拶をしましょう。
 
 
 
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【自然とつながるワーク ①】
 
 土地(やま)にご挨拶をしよう!
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『東京都○○区 〇ー〇ー〇から来ました夢ノ命と申します。
今日一日お世話になります。どうぞよろしくお願いします』
 
 
『東京都○○区 〇ー〇ー〇から来ました夢ノ命と申します。
これから山を登らせて頂きます。久しぶりに大自然を満喫できること、
本当に楽しみです。よろしくお願いします』
 
 
《POINT》
 
●ご挨拶は、素性(お名前・住所)をのべることが基本ですが、
 
素性を述べた後は、自己流で大丈夫です。
 
 
●行ったことのない土地に行った時は、まずご挨拶をしましょう。
 
それにより、その土地とつながることができますし、
 
ご自身の心身も整います。
 
 
●ご挨拶は、心の中で言って頂いても大丈夫です。
 
意識的にていねいに、すがすがしい気持ちで、
 
静かな時間(とき)を感じながら、ご挨拶してみてください。
 
 
●ご挨拶後の感覚を気に留めてみてください。
 
 
なんとなく、こう言われている気がする、
 
こう感じる、こんな思いがわいてきた、
 
過去の思い出が蘇ってきた……など、ご挨拶後の感覚は、
 
その土地からのご挨拶返しだったり、
 
土地のエネルギーとつながって、分かるご縁やメッセ―ジだったりします。
 
 
 
 
 
それでは、登山道の入り口から、実際に登りはじめましょう!
 
 
今日はいい天気です。
 
青々とした空が広がっています。
 
 
見上げると、なだらな斜面と、木の階段が続きます。
 
 
ゆっくりゆっくり、一歩ずつ。
 
登っていきましょう。
 
 
進んでいくうちに、呼吸の音が大きくなっていきます。
 
耳のそばで、呼吸が大きく繰り返されていく。
 
 
それがなぜか心地いいのです。
 
 
風が頬をなで、額には、汗のしずくがたまります。
 
 
土と木の登り坂は、
 
登れば登るほど、さらに高く空を眼前に広げながら
 
道を伸ばしています。
 
 
 
ゆっくりゆっくり、歩み続けます。
 
いっぽいっぽ。
 
 
 
ただ、登ることだけに集中している時、
 
時間がとまっているような感覚になるのは、なぜ?
 
 
足を確実に動かして登る、ゆっくりした時間、
 
速い鼓動、見上げる視線、
 
 
降りそそぐ日差し、肌にまとう太陽の熱気、
 
土や木々の匂い、風の音、鳥の声、
 
 
それらすべてを感じて、命が躍動しているから?
 
 
命動(めいどう)
 
 
そんな言葉が心に響いてきます。
 
 
身体の動きと、心の動きと、命の動きが一つになる。
 
 
一歩、一歩、
 
高い場所へ、
 
心が高鳴る場所へ
 
 
登っていく足取りは、
 
まだまだ、軽くて、健やかです。
 
 
 
そして……
 
振り返り、下を見下ろせば、もうここは絶好のビューポイント、
 
 
絶好の見晴らしです。
 
 
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2、【空と風が心地よく、見下ろす景色が素晴らしい登り坂から】
 
 
 
ここは、空と風が心地よく、見下ろす景色が素晴らしい登り坂です。
 
 
右上には、膝の高さほどの腰を下ろして休めそうな大きい岩があり、
 
 
左上はちょっとした草原の広場のようです。
 
 
 
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【自然とつながるワーク ②】
 
 命動(めいどう)を感じよう!
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まずは、大きい岩の上で休みましょう。
 
 
素晴らしい眺望が広がっています。
 
遠くの山々や森や畑が、光って見えます。
 
 
 
空にちかいですよね。ここは。
 
風が天から吹いてくる感じが、また心地いいです。
 
 
ここでは、ただゆっくり景色を楽しみましょう。
 
力を抜いて、ボーっとするだけでいいんです。
 
 
日常、お仕事とかでなかなか休めない方は特にここで、
 
一年分の心身の疲れを取る感じでリラックスして、
 
目の前の景色や心地よさに身をまかせてください。
 
 
 
無になるって奴ですね。
 
無になって、脳を休めてください。
 
 
周りの景色と一体になる感覚を楽しんでみてください。
 
 
 
とてもとても光栄な自然との一体感覚、
 
人生の中で、時にはそんな瞬間が訪れるものです。
 
 
 
どこか懐かしくて、ゆっくりしてて、綺麗で、優しく包まれている……
 
 
 
風の中で、流れていくような……
 
水の中で泳いでいくような……
 
光の中で輝いてゆくような……
 
大地の上で増してゆくような……
 
宇宙(そら)の愛に触れているような……
 
 
 
少し目を閉じて味わってみてください。
 
 
自然の中では、最大限に、五感の感覚が目覚めていきます。
 
五分ほど、自然を味わってみてください。
 
 
 
ご自身に持っている豊かさ。
 
手に届く範囲の豊かさ。
 
目には見えないけれど、確かに存在する豊かさ。
 
遠くはなれているけれど、想像できる豊かさ。
 
想像もできないほどの次元を超えた豊かさ。
 
 
 
私たちは、そんなあらゆる恩恵と
 
命でつながりながら、生かされています。
 
 
そんな感覚も、ここの場所や自然がくれるギフトです。
 
 
たくさんたくさん、受け取れるだけ受け取ってみてください。
 
五感を通して、様々なギフトが、
 
今も、そしてこれからも、与えられていきます。
 
 
 
ただ、感じてみてください。
 
または、無になってみてください。
 
もちろん、水も飲んでくださいね。
 
 
 
数分後に、出発します。
 
 
 
 
 
 
3、【二合目からの出発】
 
 
 
それでは、出発しますね。
 
 
ここから、またワークをしながら、登っていく感じになります。
 
 
取り組んで頂きたいのは、
 
【道えらびワーク】です。
 
 
 
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【自然とつながるワーク ③】
 
 好きな道を歩いてみよう!
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ここからは、ご自分の好きな道をえらんで歩いてみてください。
 
 
もちろん登山道からはなれ過ぎるのは困りますが、
 
この登山道の範囲内で、ご自分の好きなルートを選びながら
 
登ってみてください。
 
 
 
登りながら、ご自分の足跡を、
 
好きなように自由につけていく感じですね。
 
 
 
もし、靴の裏に、墨をつけて歩いたとしたら、
 
登山道から山頂までの一筆書きのあなたの足跡の作品ができあがります。
 
 
無意識に登った作品と、意識的に自由に好きな登り方をした作品とでは、
 
あなたの作品は違ってきますね。
 
 
本質的なあなたにより近いのは、
 
意識的に自由に好きな登り方をした作品です。
 
 
 
今日は、そんな本質的なあなたと出会うために
 
【道えらびワーク】をしていきましょう。
 
 
あなたの自由なルートを選びながら、ついてきてくださいね。
 
 
 
一歩一歩、登っていきます。
 
見晴らしの良い景色は、続いています。
 
 
ときどき、立ち止まり、景色を眺めては、また登る、
 
その繰り返しです。
 
 
 
登っていくことは、何かを手に入れること、
 
山頂に登った時の達成感や素晴らしい景色との出会い、
 
 
友人や仲間と登るなら、その時間を共有できる喜びがあります。
 
 
 
登っていくことは、何かを失うこと、
 
 
過去の自分や記憶や思い出、
 
意識がクリーニングされ、選択や決断を促され、
 
手放す機会が生まれます。
 
 
登っていくことは、絶え間ない、命をみつめること。
 
自分という器に、流れゆく人生があり、
 
 
たしかな呼吸が息づいている。
 
生きているんだなーって、いう確認作業。
 
 
 
登りながら、歩みながら、
 
上を向いて、足場を確かめながら、
 
 
脳裏に地図をめぐらせながら、
 
 
 
一歩ずつ、一歩ずつ、
 
 
 
ときどき、平坦な山道を歩き、
 
また登り、登る。
 
 
 
自由な足取りも
 
長い登り坂ならば、
 
 
ゆっくりになり、
 
やがて苦しさも訪れます。
 
 
そんな時は、一息入れて、休んでください。
 
 
 
呼吸が整い、気が上に向いたら、
 
また登っていきましょう。
 
 
 
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【自然とつながるワーク ④】
 
 登るリズムから中心の感覚を意識しよう!
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さいしょは、ゆっくりから、
 
そして、登りながら、リズムを作っていきます。
 
 
速すぎず、遅すぎない、
 
ちょうどよい感覚から生まれるリズムに乗りましょう。
 
 
一歩一歩。
 
二歩三歩。
 
 
登っていくうちに、リズムが整い、
 
ますます登りやすくなってきます。
 
 
 
登りながら生まれるリズムは、
 
中庸(ちゅうよう)を教えてくれます。
 
 
速すぎない、遅すぎもしない、ちょうどよい流れ。
 
 
中心の感覚。
 
 
 
歩幅、登るスピード、リズムから、
 
中心の感覚は、ますます冴えてきます。
 
 
その中心の感覚に身をゆだねていきましょう。
 
 
 
歩きながら、登りながら、
 
リズムをただ、感じる。
 
 
また登る、
 
登る、
 
 
靴裏から伝わってくる土の感触。
 
地面に転がる石の匂い。
 
降り注ぐ日差しの感覚。
 
吹き抜けていく風。
 
 
 
あるがままの今が、
 
五感から、ありありと、伝わってきます。
 
 
 
のぼるのぼる。
 
のぼる ・ のぼる。
 
のぼーる、のぼる。
 
 
歩きやすく、登りやすく感じるリズムが、正解です。
 
 
 
一歩一歩。
 
一歩ずつ。
 
 
二歩三歩。
 
 
 
 
そして………
 
 
五合目の休憩所が見えてきましたよ。
 
 
弁慶茶屋跡と言います。
 
あそこで一息いれて、休みましょう。
 
 
 
<続く>