未来へのGift Ward

幸せな未来へつながる言葉、 夢を叶える自分を創る言葉、 言霊を人生に活用して豊かになる言葉等を、 詩や物語やエッセイに変えてお届けします。

世界を変えた男の子

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こんにちは。夢ノ命です。
 
 
たとえば、もしあなたがするクシャミが、
 
地球の反対側で竜巻を起こしているとしたら?
 
 
たとえば、もしあなたが話す今日の何気ない一言が、
 
10年後に生まれてくる一人の少女を勇気づけ、
 
その少女の人生を変えるほどのインパクトを与えるとしたら?
 
 
今日は、そんなお話をご紹介したいと思います。
 
 
この記事を読み終えたら、
 
きっと【もしも?】が【本当なんだ!】に変わることでしょう。
 
 
バタフライ効果(エフェクト)、それが、今日のキーワードです。
 
 
 
バタフライ・エフェクト/世界を変える力/アンディ・アンドルーズ著抜粋&参考】
 
 
1963年、気象学者エドワード・ローレンツは、
 
バタフライ効果(エフェクト)】という仮説を提唱しました。
 
その理論は、
 
蝶が羽を動かすと、空気中の微粒子を動かし、それが他の微粒子を動かし、
 
さらに多くの微粒子を動かす。
 
そうしているうちにやがて地球の反対側で竜巻を発生させる、
 
というものです。
 
 
現在、この理論は「初期値過敏症の法則」として知られ、
 
蝶の羽ばたきがめぐりめぐって大きな影響力を持ちうることが
 
証明されたのです。
 
バタフライ効果は、人間の行為にも当てはまります。
 
あなたのちょっとした行為は、大きな意味を持っています。
 
あなたのするあらゆることは、それ以外の全ての人々に、
 
まだ生まれていない子供たちに、
 
思いがけない影響を及ぼす可能性があります。
 
決してオーバーではなく、
 
あなたは、世界を変える力を持っているのです。
 
 
 
世界を変えた一人の男の子がいました。
 
 
ノーマンはアイオワ州の農場に住んでいました。
 
お父さんのトウモロコシ畑で、
 
幼い妹たちとかくれんぼをして遊ぶのが大好きな少年でした。
 
ノーマンのお父さんは、あるときこんな話をしました。
 
「われわれはこんなにたくさんのトウモロコシに恵まれて、とても幸せだね。でも悲しいことに、世の中には十分に食べることができない人も大勢いるんだよ」
 
いつもお腹が空いているのって、どんな気持ちだろう?
 
ずっと遠くまで続くトウモロコシ畑を眺めながら、ノーマンは思いました。
 
ここに生えているトウモロコシを、
 
お腹が空いて困っている人たちに分けてあげられたら
 
どんなにすばらしいだろう。
 
その時、ノーマンは決意しました。
 
世界を変えるんだ、と。
 
 
それから、植物に関する知識を学び、
 
大人になると、ウォレストさんという人のもとで働きました。
 
ノーマンは特別な種を作るために、
 
雨が降っても日が照りつけても研究に打ち込みました。
 
数えきれない失敗にも、あきらめませんでした。
 
そして、ついにノーマンは、
 
奇跡の農作物に成長する種を開発することに成功しました。
 
 
 
 
特別な小麦を開発した農学者です。
 
彼が苦心して品種改良した小麦は、病気にも強く、乾燥した気候にも育ち、
 
収穫料も多いという画期的な品種でした。
 
その品種は、後に『奇跡の小麦』と呼ばれ、
 
アジアやアフリカなどで穀物の大量増産を可能にしました。
 
また彼自身が献身的に普及に努めたことによって、
 
20億人の命を救ったと言われてます]
 
 
 
誰にも、世界を変える力がある。
 
多くの人々の人生を変えるほどの影響力を持っている。
 
そんなあなたにあこがれています。